一人で独立していくなら、100万人の人に自分のことを知ってもらう必要はありません。でも、何の特徴もない「普通」の人だったら埋もれてしまいます。異常値にならないといけません。
異常値になる
税理士は全国に8万人います。
このうち、会社に勤務していたり税理士法人の役員ではないような「開業税理士」は全国で5万人、近畿で1万人ぐらいいるようです。
この人数が多いのかどうかはわかりませんし、他の業界だともっと競合他社との競争が激しい業界もあるかもしれません。
ただ、少なくともこの5万人の開業税理士に埋もれてしまっては、税理士としては独立していてもうまくいかないでしょう。
「普通」の税理士だったら、存在しないのと同じになってしまいます。
どこかで「違い」をつくって、異常値にならなければなりません。
もちろん悪目立ちするという意味ではなく、自分がお役に立ちたいと思う方に、好きになってもらう必要があるということです。
「普通」は、存在しないのと同じ
私も別に目立ちたがりではない方です。
セミナーで人前で(あるいは画面越しに)話すのは、緊張するものです。
でも、人前に出るのが嫌だとも言ってられません。
自分自身が商品だと思って知ってもらうようにしないと、誰も見向きもしません。
独立していなければ、それでもいいのでしょうが、独立して、かつネットで発信をしている以上、他の開業税理士の5万人との違いは見せていかなければいけません。
案外楽しいものです。
プロフィールを見てくれた初対面の方から、「野球好きなんですね」とか「マラソンやるんですね」と言ってもらえると話も弾みます。
組み合わせてみる
「自分」が他とはどこが違うのか、これをいつも考えて、発信するようにしています。
もちろん、8万人の税理士・5万人の開業税理士と何一つ被らないでいることは不可能です。
- 毎日ブログとメルマガを更新
- 毎月新作のセミナーを自主開催
- Kindleを出版
- MacでもWindowsでも対応可
- スタッフは雇わず、全ての業務を自分で対応
- 税金以外のことでも、お役に立てることであれば相談可能
こういう特徴のある税理士は、数は多くなくても一定数います。
でも、そういう人が「奈良」にいるかと言うと、私の知る限りいないのではないかと。
一つ一つは「違い」にならなくても、組み合わせていくと唯一無二になりえます。
商品やサービスを知ってもらうことも大事ですが、「違い」を知ってもらうことも大事です。
▪️編集後記
昨日は家族の病院に付き添い。
午後はオフ。
▪️娘日記
新しいおもちゃ(オーボール)を導入しましたが、まだ握ってはくれません。気に入ってくれるといいのですが。