何気なく言葉に出すことも、それが自分の思考にも影響します。良くない習慣を捨てるには、それを言葉にしない=禁句にするようにします。
禁句にしていること
「忙しい」、「手が足りない」という言葉は私の中で禁句にしています。
忙しい状況はできれば避けたいものです。それを言葉にしてしまうと、本当に忙しくなってしまう気がするからです。
また、「手が足りない」という言葉も禁句です。
手が足りないと感じるならば、やることを減らすか一人でもできる工夫を考えます。
あとは、「疲れた」とか「検討します」ということも禁句です。
言葉と思考はお互いに左右する
「思考は現実化する」という自己啓発の名著があります。
自分のやりたいことや目標を設定し、そこに至るまでのプロセスを思考することによって、その目標は現実のものになるということを体系化した本です。
これは逆にいうと、「悪い思考も現実化する」ということになります。
娘も生まれて、ますます仕事・家庭・自分のそれぞれの時間を有効に活用する必要性を痛感しています。
そのために、仕事はいつもどおり全力を尽くしつつも、仕事だけ忙しいという状況は私にとっては好ましい状況ではありません。
「忙しい」とか「手が足りない」という言葉を使ってしまうと、本当に忙しくなってしまいますし、その状況から抜け出したいと思っても抜けられないかもしれません。
冗談として「今忙しいんですよ〜」みたいなものでも、その言葉が自分を縛ってしまいます。
言葉が思考を強化し、その思考がまた言葉として出てくるものです。
言葉と思考は、お互いがお互いに作用するものではないかと思います。
本音と建前
社会で生きていくうえで、本音と建前は避けては通れないものです。
本音だけで生きていくのは角が立ちますし、誰しも世の中を上手くわたっていくために建前は欠かせません。
しかし、だからといって自分の本音に嘘をついてはいけません。
建前として発した言葉も、繰り返していくうちにそれが本音であると無意識に勘違いしてしまうかもしれません。
建前として話すことも、あくまでそれは「建前」として意識し、本音は違うということを自分に思い込ませなければなりません。
そのための一歩として、自分の本音(本当の願望)を打ち消しかねない言葉を発しない=禁句にするという方法はおすすめです。
禁句にするということをノートに書き留めておくでもいいでしょう。
私はノートに禁句にしていることを書き留めています。
▪️編集後記
昨日はオフ。妻と娘が退院のため産婦人科へ。その後は娘のお世話など。
▪️娘日記
妻と娘が退院。初めて娘を自宅にお迎えしました。日中はずっと寝てるけど、夜になると目が冴えてなかなか寝付けず。当分は睡眠不足が続きそうです。