税理士を「先生」と呼ぶ必要はない

税理士に限らず、弁護士・司法書士・社労士などの士業は「先生」と呼ばれますが、なぜなんでしょうね?呼ばれて悪い気はしないですが、あえて呼ぶ必要もないかなと。

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「先生」と呼ばれる税理士の心境

20代前半のころ、公認会計士の卵(準会員)だったころは、「先生」と呼ばれるのは良い気分でした。

まだ大学を出たばかりの若造でしかないのに、父親ぐらい年の離れた大人が自分のことを「先生」と呼ぶときに、資格を取ったことの意味を感じたものです。

でも、良い気分になったのはほんの数日で、それ以降は別に「先生」と呼ばれようが何とも思わなくなりました。

税理士になってからも、特に「先生」と呼ばれることにプラスの感情もマイナスの感情もありません。

なので、お客様からも「先生」と呼んでもらう必要はありません。
あえて「先生とは呼ばないでください」とこちらから指定することもないですが、まあ普通に「小林さん」とかでいいです。

「先生」と言われることの距離感

「先生」というのはあだ名みたいなもので、呼ぶ方も深く考えてはいないものかと。

むしろ、「先生」と言われることで、少し距離感を感じてしまうものです。

不必要に距離感を詰めたいわけでもないのですが、お客様と自分は対等な関係です。

「上下関係」とも捉えられるような「先生」という呼び方は、わざわざする必要はないかなと思います。

「先生」と言わないといけない人だったら

私の周りにはいませんが、もしかしたら「先生」と呼ばないと機嫌が悪くなる人もいるかもしれません。

そこまで露骨ではなくても、先生「風」の威張っている人はそれなりにいるものです。

「士業たるもの、堂々としていないといけない」という哲学でもあるのかもしれませんが、別に士業だからといって偉いわけではありません。

もちろん、頼りがいがあることは重要です。
税務調査があったときに、調査員に対してあたふたしている税理士がいたら、不安になるでしょう。

しかし、だからといって威張る必要はありません。

もし今関与している税理士や弁護士が、「先生」と言わないといけなさそうな「偉い」感じだったら、距離を置いてもいいかと思います。

士業は確かに簡単ではない試験を突破して、専門知識もありますが、偉いわけではないので。



▪️編集後記
昨日は午前中に「良習慣塾」のセミナーを受講。
午後は私の実家に妻と娘で行き、車を洗車。
アンパンマンのDVDをもらいましたが、娘はさすがにまだわからなそうでした(5ヶ月なので)。

▪️娘日記
お風呂では泣きわめいてましたが、夜はすんなりと寝ました。

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