フリーランスが怪我や病気に備える方法

フリーランスは自由である反面、リスクへの備えも自分でする必要があります。サラリーマン以上に、「守り」のことも考えておく必要があります。

目次

意外に考えていない「守り」の対策

独立すると、最初に考えるのは「攻め」の方法ではないかと思います。

  • どうやって営業するか(どうやって食べていくか)
  • どれぐらい稼ぎたいか
  • オフィスとか備品とかはどれぐらい揃えるか
  • どれぐらい仕事に時間を費やすか

生活にも直結する話ですし、考えざるを得ません。

でも、これらは全て健康であることが前提です。「病気になったときはこうしよう」とか、そこまではいちいち考えていないでしょう。考えてたらキリがないですし。

営業のような「攻め」のことはしっかり考えても、「守り」の部分は意外に考えることは少ないのではないかと思います。

ある程度のリスクは対策しておいたほうがいいと思います。

保険、貯蓄、小規模共済

生命保険・医療保険

保険なんて、入るだけ無駄というネットの記事とか本を見かけることがあります。

確率論でいえば、仕事に支障が出るレベルの病気や怪我になる確率はかなり低くて、そのリスクのために毎月保険料を払うぐらいであれば、貯金しておいたほうがマシと言う考えです。

確かにそれも一理ありますし、無駄に手厚く加入する必要はないかもしれませんが、私は一応生命保険と医療保険には加入しています。

そもそもそんなに貯金ができない(あると使っちゃう)とか、身近に大病をした人がいるというのもあって、いくつか保険には入っています。

  • 三大疾病になったときの医療保険
  • 死亡したときの生命保険

2つ合わせて、保険料は月額5,000円ぐらいです。

2年ぐらい前にコロナにかかったときは、自宅療養となった10日間分の医療保険が出ました(今は出ないみたいですが)。

それなりに保険の恩恵は受けているのではないかと思います。

貯蓄

あんまりできてないですが、貯蓄もがんばっています。

貯蓄といえば、この名著でしょうか。

私の財産告白

収入の4分の1を天引きして貯蓄して、残りの4分の3で生活していくというのは有名な貯蓄法です。

昔は、「4分の1貯金」をしていました。1年ぐらいやっていましたが、さすがにきつくなってきて今はやっていません。

でも、天引きで貯蓄に回すというのは今でもやっています。

新NISAが騒がしいですが、結局強いのはキャッシュです。ある程度のキャッシュを持っておくのは必須ではないかと思います。

借り入れ

独立したてのころは、政策公庫で創業融資を受けていました。

利息を払うことにはなりますが、手元の資金を厚くしておけば、病気になって収入が減っても、当座の支出はなんとかなります。

借金は怖いという感覚もあるとは思いますが、借りれるところがあれば、積極的に借りに行くのはありだと思います。

健康管理

身も蓋もないですが、健康であれば何とかなります。

  • 睡眠時間は7時間、できれば8時間とる
  • 脂っこいものや甘いものを食べすぎない(でも我慢もしすぎない)
  • ちゃんと歩く・走る

この3つは必須です。

健康診断にも1年に1回必ず行きます。会社員のときは費用は会社負担で、強制的に行くことになりますが、独立していると誰からも強制されません。自腹で行くことにもなりますし、ついついほったらかしにしてしまいがちですが、簡易な検査だけでも受けてみると、健康に意識が向くようになります。

でも、リスクを恐れすぎてもつまらない

「守り」は大事です。家族がいると、ますます責任感も増えます。

怪我をしたくなかったら、マラソンなんかしないほうがいいでしょう。
病気になりたくなかったら、慣れている仕事をずっとやっていたほうが精神的には安定するでしょう。
労災がないことが不安だったら、会社員になったほうがいいでしょう。

リスクを回避しようとすれば、やり方はいろいろありますが、あまり守りすぎても面白くないです。

独立したら自分の身は自分で守らなければいけないという怖さがありますが、自由にもなりえます。

自由を享受しようと思えば、リスクは避けて通れません。

安定したいなら、独立なんてしない方が良い

リスクを過度に恐れて、ネタにならない生活を送っていても、独立した意味がありません。

リスクに備えはある程度しておく必要はありますが、あまり恐れすぎないマインドも必要ではないかと思います。


▪️編集後記
昨日は引き続き経理支援業務と新メニューの研究とホームページ作成。打ち合わせ多めでした。
Google Workspaceを契約。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次