仕事でも勉強でも、集中することは必要です。遊びながら集中して仕事をするということは、多くの凡人には不可能です。集中を邪魔する誘惑を断ち切る方法を考えました。
独立したら、完全オフはない
起業して一代でビジネスを大きくしている人は、おしなべてハードワークです。
先日の記事で紹介した安田善次郎は、毎朝4時に起きて店の前と両隣の掃除をしていたといいます。
藤田晋さんやホリエモンも、起業当初は休みなくハードに働き続けていたといいます。
ビジネスで大成功を収めた人は頭が良いとか持って生まれた資質もあったと思いますが、それよりも、睡眠時間以外のすべてを仕事に費やすことをしてきたから、あれだけビジネスを拡大できたのでしょう。
起業とは少し毛色が違いますが、独立すると、基本的に完全に休みということはありません。
パソコンは毎日開いて、何かの作業はしています。
ベンチャー起業や独立に限らず、何かを成し遂げるには、一時の誘惑に負けず、やるべきことに集中することが必要です。
しかし、人間は誘惑に弱く、楽な方向に向きがちです。
何とかして、「自分へのご褒美」なるものを後回しにして、誘惑に打ち勝つ必要があります。
遊ぶのが楽しいのは、我慢の期間があるから
私たちが受験生だったとき、志望校に受かるため、資格試験に合格するために、長時間勉強をしていた人もいると思います。
そして、試験が終わり、その勉強から解放されると、友達と遊びに行ったり、1日中ゲームしたり好きなことをしたと思います。
ある程度の我慢の期間があるほど、そこから解放されたときの楽しさも大きいのではないかと思います。
毎日ダラダラと目的もなくスマホを開いたり遊んだりしていても、我慢の期間がないと本当の楽しさは得られないのではないか。
仕事でも、誘惑に負けて遊んだりスマホを見ても、大してリフレッシュにはならないものです。
やるべきことをやったうえで遊ぶからこそ、遊びも楽しくなります。
誘惑に勝つからこそ、遊びを満喫できると意識を変えることで、眼の前の仕事に集中できるかもしれません。
遊びを仕事にする
遊びたいという誘惑が芽生えるのは、眼の前の仕事から逃避したいという欲求からかもしれません。
であるならば、「できるだけ自分にとって逃避しなくていい仕事をする」ことが、一つの解決策でしょう。
もちろん仕事に楽なものはありませんし、常にストレスゼロで仕事をするということは不可能でしょう。
やりたい仕事といっても、そんなに簡単に仕事を変えるわけにもいきません。
しかし、他人にとっては苦痛の仕事でも、自分にとっては苦痛にならない仕事はあると思います。
経理の仕事なんて、苦手な人からすれば苦痛以外の何ものでもないでしょうが、私にとっては得意分野です。
作業をしていてストレスを感じにくい仕事をするというのが、遊びへと逃避する癖を克服する方法でしょう。
▪️編集後記
昨日は税理士業。打合せ資料の作成、Kindleの表紙作成、セミナー資料の作成など。
午後に歯医者。治療がいったん終わりました。
▪️娘日記
だんだん重くなってきて、抱っこしていると手首が痛くなってきました。
成長している証ですね。