Macの日本語入力とATOKの比較。辞典機能だけでも課金する価値あり

MacにATOKを導入しました。月額600円でMacのライブ変換から切り替えるほどのメリットがあるのかを試してみました。

目次

ATOKの良いところ

ATOKを使ってみて、便利だと感じたのは以下の3つです。

  1. 学習機能(何回も打つ文章の変換候補の学習が早い)
  2. 誤入力の修正(間違って打った文字も変換時に修正してくれる)
  3. 広辞苑などの辞典が使える

学習機能・予測変換

メールなどでよく打つ「ありがとうございます。」という文章を、「あり」まで打てば予測変換で「ありがとうございます。」を選択することができます。

Macの日本語入力だと、辞書登録などをする必要があると思いますが、そういった手間をかけなくても、よく使う文章の候補を出してくれるのは便利だと感じました。

誤入力の修正

誤入力してしまっても、正しい変換候補を予測してくれます。

↓の画像のように、「しゅううせい」と打ってしまっても、変換候補には「修正」という漢字が出てくれます。

練習はしているものの、ミスタッチが多い方なので、この機能は助かります。

辞典機能

これがATOKを買った大きな目的でもありました。

文字を入力して、変換候補にマウスオーバーすると、広辞苑や大辞林といった辞典で意味を教えてくれます。

こういう機能はMacの日本語入力の機能にもありますが、広辞苑ではありません。

パソコンで文章を打つだけで、辞書が引けるのが便利だと感じました。

別に辞書で意味を調べる必要もないかもしれません。ことわざなんて使うことはほとんどないですし、仮にわからないことがあってもググればすぐに出てきます。

でも、辞典を開くと類語の表現とか、知らない言葉も出てきたりします。

↓のように、「病む目に突き目」なんてことわざは知りませんでした。

こういう意外な言葉の出会いがちょっと楽しかったりします。

ブログを書くようになって、語彙力がもっとあればいいなと常に感じています。こういった辞典を引いて知らない言葉を見つけるということができるだけで、ATOKを使う価値はあるのではないかと思います。

ATOKのプラン・料金

ATOKは、ベーシック版だと月額300円、プレミアム版だと月額600円です。

ただし、広辞苑などの辞典が使えるのはプレミアム版だけです。

辞典を使えるのがATOKのメリットだと思っているので、課金するのであればプレミアム版をおすすめします。

ATOKを1ヶ月使ってみた現時点の感想

ATOKの有料版を導入して約1ヶ月ですが、現時点で有料版にしてよかったか。

変換の精度や日本語入力のしやすさについては、今のところ、有料で使うほどの差は感じていません。

学習機能や誤入力の修正は、Macの標準の日本語入力にはない便利な機能ですし、膨大な量の文章を毎日書く人であれば、価値はあるかもしれません。

でも、私のように毎日大量に文章を書くような仕事ではない人は、わざわざ有料版にしてATOKにする必要もないかなと思います。

ですが、辞典機能はすごく良いです。わざわざ検索しなくても、普通に文字を打つだけで広辞苑の辞書が引けるのは、自分としては大きなメリットを感じています。

辞典の機能だけが目的なのであれば買い切り版の辞書ソフトを買った方が良いかもしれません。

なので、ATOKを使い続けるかはもう少し様子見となりそうです。

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