早起きのコツは、「明日が楽しみ」と思えるかどうか

早起きをするために早く寝ようとしたり、スマホを見ないようにしたり、アロマを使ってみたりしても、「明日が来るのが辛い」という状況だと、早起きは難しいと思います。

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日の出前に起床するための方法

普段は5時30分ごろに起床しています。たまに早く目が覚めるときはそのまま起きてしまうので、早いときは4時30分ごろから起床しています。今の季節(11月)だと、この時間はまだ真っ暗ですが、特に苦労することなく起きられるようになってきました。

早起きを習慣にするには、ネットで検索しても本を読んでも、いろいろな対策が出てきます。

  • 自律神経を整えて副交感神経優位にすると、早く眠りにつける
  • 寝る直前までスマホを見ない
  • 日中に運動をして体を適度に疲れさせる

私もサラリーマン時代、早起きをしたいと思って上記のようなことを試してきましたが、うまくいきませんでした。

結局のところ、明日になってしまうのが嫌だと、どんな対策も無意味だという結論に達しました。

「明日が来てほしくない」と思っていると、夜更かしする

早起きをしたいと思いながら、心の底では「まだ寝たくない」、「朝が来ても起きたくない」と思っていると、結局夜更かししてしまいます。

私もサラリーマン時代、毎日寝る前の夜が一番憂うつでした。

仕事が終わり、つかの間の休息を過ごしたかと思えばすぐに夜遅い時間になってしまい、このまま寝てしまうとまた明日が始まってしまう。

このまま起きていれば、まだ仕事終わりの気分でいられる。

そう思って、スマホでどうでもいい動画を見たり、ゲームをし始めたりしていました。それが翌日に悪影響になることはわかっていても、明日が来てほしくないという思いで無駄な抵抗を続けていました。

結果として朝はギリギリまで寝て、スマホやゲームの画面をずっと見ていたせいで目の奥はずっと重たいし、十分休めていないので集中力も落ちてしまいます。

ショートスリーパーになりたいと思ったこともありました。

夜更かししても、睡眠時間を2時間とか3時間にできれば早起きできるのではないか、とも思い、本を読んだりして試したこともありましたが、所詮普通の人間には無理です。

早く起きるには、早く寝るしかありません。そのためには、寝ることで「1日を終わらせる」という決断を自分で下す必要があります。

その勇気が、サラリーマン時代の私にはありませんでした。明日が来るのが怖いからです。

今は、幸か不幸かサラリーマンを辞め、一人で仕事をして気楽にできていますので、明日が怖いということはなくなりました。

すると、簡単に早起きできるようになりました。

最高の安眠対策は、明日に希望を持てるかどうかだということを痛感しました。

安眠対策よりも、日中の仕事・生活の過ごし方のほうが重要

早く眠りにつけるようにするために、スマホを見ないようにしたり、アロマで良い気分になったり、瞑想をして心を落ち着かせることも有効な方法だと思います。

しかしこれらはあくまで方法論で、前提として「明日が来てほしくない」と思っていると、「今日」に固執して寝ることができません。

安眠対策を講じることも重要ですが、日々の仕事や生活に楽しみや希望を持てるかどうかの方が、質の高い睡眠にはよほど重要だと思います。

とはいえ、早起きしたいがために仕事や生活環境を変えることは簡単ではありません。

簡単ではありませんが、例えば1週間のうちどこか1日でも早く帰って好きなことをしてみるとか、休暇をとって楽しい時間を少しでも作って、日中の過ごし方を変えた方が良いと思います。

体が壊れそうになるまで仕事をすることが時には必要なことがある人もいるでしょうが、本当に壊れたら元も子もないので。

そのためには睡眠をしっかりとり、日の出とともに起きるのが健全な過ごし方だと思います。

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