2024年4月から、社会保険料の口座振替をGMOあおぞらネット銀行でもできるようになりました。
社会保険料の口座振替を「GMOあおぞらネット銀行」でも利用可能に
社会保険料は毎月月末までに納付が必要ですが、口座振替も利用できます。
ただ、口座振替ができる銀行は限られています。特に、ネット専業銀行は口座振替が出来ないところが多いです。
ネット専業銀行だと住信SBIネット銀行や楽天銀行を利用している会社も多いですが、これらは社会保険料の口座振替はできません。
現状利用できるのは、ネット専業だとイオン銀行とGMOあおぞらネット銀行のみです。
今まではイオン銀行だけだったのですが、2024年の4月からGMOあおぞらネット銀行でも利用できるようになりました。
GMOあおぞらは最近利用している会社が多い印象です。設立したてでも法人口座の開設手続きをネットだけで完結できるので、利便性が高いです。
社会保険料の口座振替をするための手続き
社会保険料の口座振替をするためには、口座振替依頼書の記入・送付が必要になります。
口座振替依頼書の記入
近くの年金事務所あるいは日本年金機構のホームページから入手できます。
ここに銀行口座の番号や名義人を記入します。
銀行印を押印する箇所がありますが、GMOあおぞらだと銀行印はないので、会社の印鑑を押印すれば良いです。
口座振替依頼書の送付(年金事務所に提出)
記入した口座振替依頼書を提出します。
年金事務所のホームページを見ると、提出先は金融機関になっています。
一方、GMOあおぞらのホームページを見ると、「収納機関」に提出となっています。
結局どっちに出せばいいのかと迷うところですが、GMOあおぞらの場合は、年金事務所に提出でOKです。
ネット専業ではない通常の銀行の場合は、いったん口座のある支店に口座振替依頼書を送付し、銀行に確認をしてもらうのですが、ネット専業銀行には支店の店舗がないため、直接年金事務所に送付になります。
年金事務所に口座振替依頼書を郵送し、問題なければ1ヶ月弱で手続きが完了しますので、それ以降はGMOあおぞらから月末に自動で口座から社会保険料が引き落とされます。
口座振替以外の手段
GMOあおぞらやイオン銀行以外のネット銀行をメインにしている場合、口座振替は利用できません。
今後対応する銀行が増える可能性もありますので、これのためにわざわざ銀行口座を作ることをしなくてもいいかと思います。
口座振替以外の方法だと、ペイジーが便利です。
年金事務所から送られてくる社会保険料の納付書には、収納機関番号、納付番号、確認番号、(納付区分)という3つ(あるいは4つの番号)が書かれています。
その番号をネットバンクのペイジーをする画面で入力すれば、ネットで納付は完結できます。
わざわざ銀行に行く必要はありません。
毎月支払いが必要なものなので、毎月銀行に行くのも面倒です。ネットでササッと払ってしまいましょう。
もし、GMOあおぞらの口座を持っていたら、口座振替の利用をおすすめします。
▪️編集後記
昨日は税理士業を自宅で。
その後、イベントの申込みや不動産の変更登記の申請など。
初めて千円札の新紙幣を手に取りました。まだ5千円と1万円は見てません。現金を使うことがほとんどないので、新紙幣は全然見かけないですね。