いろいろと嫌なことから逃げてきて、今の私があります。逃げることは時に必要なことだと思いますが、逃げ場を自分でつくる努力も必要だと思います。
逃げ道はいくらでもあるけれど
仕事でも私生活でも、逃げたくなることはあります。私もいろいろなことから逃げてきました。
- 就職した会社複数(怒られすぎて退職したり、管理職が嫌で退職など)
- 人がたくさんいる異業種交流会(話しかけるのが苦手で早々に退席)
- 約10年住んだ東京から地方へ移住
逃げることは割と簡単にできます。我慢し続けて心身を壊してしまうより、逃げることで再起を図ることもできます。
とはいえ、逃げてばっかりだと信頼を失い、ますます生きづらくなります。
辛くなったら逃げることは悪くないと思いますが、逃げ場を自分でつくるような努力は必要だと思います。
- 自由な時間を得るために、独立をする
- 経済的な自由を得るために、副業をする
- 人間関係を改善するために、転職をする
上記いずれもある意味で「逃げ」の手法ではありますが、それぞれに相応の努力は必要かと思います。
逃げ場をつくる努力
自分の逃げ場をつくるには、以下のような鍛錬をすることが必要だと思います。
ひとりの時間をつくる
現状だとどういうところに辛さを感じるのか。どうすればその辛さを克服することができるのかを考えるには、誰か他人に相談するより、時間をつくってひとりになり、自分で考えることが必要だと思います。
私は早朝に家族の誰よりも早く起き、一人でノートを使いながら自分の気持ちを書くようにしています。
よほど信頼できる人がいればいいですが、他人にとって自分の悩みは「所詮は他人事」であり、結局は自分で解決していくしかありません。
そのためには、ノートを使って自分の考えを書いて、「自分で自分に相談」することが重要です。
食べていける鍛錬
逃げることが必要だとしても、逃げることで食べていくことができなければ苦しくなります。
いつでも逃げられるように、自分のスキルや経験を磨いて、逃げていても食べていけるような鍛錬が必要だと思います。
得意なことに集中する
逃げ場を作るにあたり、自分の得意なことに見つけ、それを仕事にできるような努力も必要だと思います。
逃げたくなる時というのは、自分の苦手なこと、嫌なことをやっているときが多いです。それとは逆に、自分の得意なこと、好きなことは何なのか。それを仕事にできないかということを考えていきたいです。
どんな逃げ場をつくるか
私の場合、会社を辞めて、独立することがある意味で「逃げ場」でした。
実際に独立してみると、社員として働く以上に大変なこともありますし、嫌なことがなくなったわけではありません。
ですが、嫌なことをなくすことも努力次第では可能な状態ではあります。
会社の上司を変えることはできませんが、独立して、仕事の仕方を変えることは比較的容易です。
得意なことに集中できるように、逃げ場を作る努力・鍛錬は怠らないようにしていきたいです。