誰しも思い出すだけで恥ずかしくなるような「黒歴史」があるでしょう。でも、黒歴史と思えるということは、過去より今の自分が成長しているということではないかとも思います。
成長しているから黒歴史になる
仕事の苦労や私生活の失敗など、思い出すだけでも恥ずかしくなるような過去が誰にでもあるのではないでしょうか。
あんなことしなければよかったとか、もっとこうすればよかったという後悔が黒歴史になると思いますが、そういった後悔をするということが、過去の自分より今の自分が成長している証ではないかとも思います。
何も成長が見られず、過去と同じレベルの自分だったら、特に後悔もなく、「黒歴史」とは思わずただの思い出になるだけです。
過去にやってしまったことを後から客観視して、今の自分の考えに照らすと間違ってたり違う考えだったりするときに、「黒歴史」認定をしてしまうのだと思います。
黒歴史ばかりの人生もキツイでしょうが、後から振り返る価値がある過去はたくさん積み上げていきたいものです。
「黒歴史」も立派な自分だけの「歴史」である
黒歴史と言われるような過去であっても、自分だけが経験してきた立派な「歴史」です。
他人と同じような人生だと、その時は楽でも、振り返ってもあまり印象が残らない過去しかないのではないでしょうか。
会社勤めではなく、個人で仕事をしていると、自分の強みや個性をより意識するようになります。
- 他の会計士や税理士にはない自分だけの強みは何か。
- どういった仕事が得意で、好きなのか
そういった自分の個性がお客様とも共有されていると、仕事でもミスマッチが起きにくく、パフォーマンスも上がります。
自分の強みやスキルは過去の自分の積み重ねで作られるものです。
やらかしたと思うような経験も、反省して次に生かすことができれば、立派な経験になります。
黒歴史をただの恥ずかしい過去と思わず、過去よりも成長した証と前向きに考えて、強みに変えていくことを意識すると、さらに成長できるのではないでしょうか。