株や不動産を売った場合、確定申告が必要になる可能性があります。確定申告のときは、このような売却によって得た利益を「譲渡所得」といいます。
この「譲渡所得」という言葉は、あまり一般的な言葉ではないので、基本的には使わないようにしています。
確定申告の「譲渡所得」
確定申告では、所得をいくつかの種類に分ける必要があります。
会社からの給料、不動産の家賃収入、年金、株の配当など、11種類の所得に分けて、その種類ごとに税金の計算方法が変わります。
その所得の一つに、「譲渡所得」というものがあります。
株や不動産を売却して得た所得のことを「譲渡所得」といいます。
金額が数千万から数億になることもあり、税金への影響も大きいことから、無料相談会に行っても、譲渡所得は相談の対象になっていない会場もあります。
「譲渡」という言葉も、言葉の意味はわかっても、日常生活で使うことはほとんどありません。
(私は仕事柄使うことは多いですが)
こういった「専門用語」とまではいわないが、あまり一般的に使われるものでも言葉の使いどころは難しいところです。
専門用語を使うとき・使わないとき
お客様が会社の経理担当だったり、税金に関心の高い人であれば、「譲渡所得」という言葉を使っても大きな問題にはならないでしょう。
しかし、確定申告を毎年するわけではなく、たまたま今回は不動産の売却があって確定申告が必要になったという人の場合、「譲渡所得」という言葉はイメージしづらい、という人もいるかもしれません。
相手によって、同じ言葉でも使い分けておきたいところです。

確定申告の相談会で対応していない可能性があるので注意
この時期は確定申告の無料相談会をやっています。
地元の税理士が相談に乗ってくれる会でもありますが、譲渡所得については相談対応していない会場もあります。
事前の案内にも、「株の譲渡は相談の対象になっていない」と注意書きされていますが、これだけわかるかどうかは微妙なところです。

とはいえ、せっかく寒いなか相談会に行っても無駄足になる可能性もあるので、注意が必要です。
▪️編集後記
昨日は確定申告の無料相談会。午前中は相談者の方が多かったですが、午後は比較的空いていました。
▪️娘日記
腹ばいをしても、そこから元の仰向けの体勢に戻れず、泣きながら腹ばいしています。
夜はあまりギャン泣きすることなく、すんなりと寝ました。