小林修史税理士事務所の「記帳代行」の進め方

2024年8月現在、記帳代行も承っております。記帳代行をご依頼いただく場合の当事務所での進め方を整理しておきます。

目次

ネットバンクを会計ソフトに連携 or 通帳を共有

会計ソフトは基本的にfreeeを利用します。
会計ソフトはお客様の方で契約いただき、招待いただく形としております。
(認定アドバイザーではないので、ユーザーの枠は消費することになります)

銀行については、ネットバンクの利用とfreeeへの連携を推奨しております。
特にGMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行などのネット専業銀行が、基本利用料が無料なのでおすすめです。

ネットバンクの利用がどうしても難しい場合、紙の通帳をスマホやスキャナでデータ保存し、共有ドライブにアップいただきます(Googleドライブを利用します)。

領収書類はファイル共有&Excel入力

経費関係の領収書や請求書は、GoogleドライブにPDF等のデータをアップして共有いただきます。
紙原本はお預かりしません。紙はお客様で保管いただき、画像データをGoogleドライブにアップいただいております。

クレジットカードがfreeeとの連携に対応している場合は、freeeと連携させています。
クレカで決済した場合でも、領収書や利用明細はお客様で保管いただき、データをGoogleドライブにアップいただいています。クレカの利用明細だけだと、取引の内容がわからないので。

領収書類のGoogleドライブへアップいただいたら、私の方で記帳用のExcelにデータを入力していきます。そして、そのExcelデータをfreeeにインポートして、会計データを作成します。

Excelの方が操作は速くできるので、会計ソフトに直接データ入力はしません。

外注はしない理由

記帳代行という作業は、やり方を工夫すれば外注も可能です。スタッフを雇っていればそのスタッフに任せるのが一般的でしょう。
雇っていなくても、ココナラとかランサーズに外注するとか、友人とか家族にやってもらうこともできます。

ですが、私は外注はしていません。人にやってもらったものをチェックしたりするのが苦手だからです。
記帳代行に限らず、自分の思ってたものが出てこないというストレスもありますし、そうならないように作業内容を明確に伝えるのもコミュニケーションコストがかかります。

会社で勤めている場合、ある程度社内のポジションが上がって管理職になっていくと、自分で手を動かさない仕組みを考えることが必要です。
「自分でやったほうが早い」みたいな状態はチームとしては望ましい状態ではありません。

でも、私は自分でやりたいんですよね。記帳の作業を通して、お客様の業績をしっかり見ていきたいと思っています。

ただ、紙の書類を扱うのは苦手なので(自分宛に来た郵便物も溜めてしまう悪いクセがあります)、データでの共有はお客様にご対応いただいています。

どうせやるなら、自分でやったほうがいいですし、自分ではやらないならお客様ご自身で記帳できるように支援をする方向を目指しています。

まあこれは好みの問題です。外注が悪いとは思いません。

全て自分でやっているということもあり、記帳代行も現時点ではお受けしていますが、あまり多くの数をお受けすることはできません。
一人ひとりのお客様の状況をしっかり見たいため、もしかしたら今後記帳代行のお申し込みは締め切る可能性があります。



▪️編集後記
昨日はセミナー収録。セミナーの資料はNotionで作成。9月のセミナー企画。
新しくデザインした名刺が届きました。

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