独立したら、まずは食べていけるようにならなければなりません。いきなり仕事が舞い込んでくるということがあればいいですが、そう簡単にはいかないでしょう。仮にあったとしても、忙しくなりすぎると大変です。
食べていけなければ始まらない
独立、あるいは一人で起業をすれば、勤務時代とは違う自由があります。
面倒な上司もいなくなるでしょう。好きな仕事道具を経費で買えるでしょう。
しかし、どんなに自由でどんなにゆとりを持つことができたとしても、食べていけなければ意味がありません。
仕事ゼロから独立するなら、まずは食べていけるようになることを目指すべきでしょう。
そのためには、選り好みもしていられません。
ただ、ではどれぐらい仕事があったら、「食べていけている」といえるのかは人によって解釈が分かれるところです。年間で5,000万円ぐらい売上が必要、と思う人もいれば、500万円で十分、という人もいるでしょう。
一生食べるのに困らないように
先日、娘のお食い初めを、近くの和食屋で行いました。
鯛の姿焼きや祝い膳などをお店が用意してくれて、口元にお箸を近づける儀式(同性の最年長がやるらしい)などもお店に教えてもらいながらやりました。
お食い初めは、「一生食べることに困ることがないように」という願いを込めて行うものです。
娘は独立するのかしないのか、あるいは税理士になるかどうかはわかりませんが、親としても食べるのに困らないように自分の人生を切り拓いてほしいものです。
食べていけても、忙殺されていたら元も子もない
食べるのに困らなくなったとしても、仕事が多すぎる、あるいは精神的に負担が大きいことが多ければ困ります。
どれだけ稼ぎがあっても、仕事は毎日深夜までで、食事は毎日外食やコンビニ弁当、運動する時間もなく、毎日深夜まで起きていて睡眠不足、なんてことになったら、食べていけたとしても自分や家族は大変でしょう。
家賃や食費といった生活に必要なお金を賄うだけの仕事をしていくのも簡単ではありません。
それができたとしても、全てを仕事だけに捧げるのではなく、家族や自分と向き合う時間を作り、かつ、食べていけるようになることを目指すべきと思っています。
(もちろん仕事も全力で)
そういう意味では、「食べていく」というのはやはり難しいことです。
▪️編集後記
昨日はニトリや京都のアカチャンホンポで買い物。
PayPay商品券の期限が近づいているので使い切ろうとしてオムツやミルクを多めに買ったら、奈良県内でしか使えない商品券だったようで、普通にクレカで払うことになりました。ちょっと損した気分。
その後、7キロのラン。
▪️娘日記
少しおもちゃを握って振るようになりました。使い方が少しわかってきたのかもしれません。