「親」というやったことない仕事の報酬

子育てを「仕事」と表現するのが適切ではないかもしれませんが、時間や労力をかけるという意味では仕事にも通じるものです。しかし、その報酬は、仕事とはまた違うものです。

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10年前の日経の記事より

10年以上前の日経の記事ですが、いまだに保存している記事が出てきました。

10年前の「母の日」の記事ですね。

確かに、子育ては楽ではありません。

でも、「奉仕は無償で無限」とありますが、「無限」ではあっても「無償」ではないかなと。
お金ではない形で親も報酬をもらっていると思います。

愛されたことがない人なんて、存在しない

思えば、生まれたばかりの赤ちゃんは何もできません。
自分でうんちを処理することもできないし、自分で食事を摂ることもできません。

馬は生まれた瞬間に自分の足で立ち上がって歩くことができます。
イルカも生まれた瞬間に海の中を泳ぐことができます。

でも、人間の赤ちゃんは1年近く経たないと歩くことはできません。

泣き叫ぶことしかできず、誰かが1日中付きっきりでお世話をしないと生きていくことはできません。

今生きている人は、どんな人であっても、生まれたときには誰かが眠い目をこすってオムツを替え、泣き止むまで抱っこして、ミルクやおっぱいをあげてくれた人がいます。
今は普通にトイレができるのも、誰かがうんちで汚れた床や布団を拭き、何百回何千回とパンツを替えてきたからです。

見返りがあるわけでもなく、24時間365日付きっきりでお世話をすることなんて、愛がないとできないことで、愛されたことがない人なんて、存在しないと思います。
愛されることを求めるより、愛に気づくことが大事ではないかと思います。

奉仕は無限、報酬も無限

親の視点に立ってみると、子どもに対する奉仕は無限です。一方で、子育てに対して給料がもらえるわけではありません。

でも、お金はもらえなくても、親は子どもから無限の「報酬」をもらっています。
我が子は可愛いし、心配は尽きないし、楽ではないけど楽しくもあります。

一度親になったら一生親でいつづけるわけで、年月が経って、我が子がハゲたおっさんになろうが太ったおばさんになろうが、親にとっては可愛いくて仕方ない息子であり、娘なのでしょう。

税理士という仕事も私にとっては大事なものですが、それと同じように、家族も大事なものです。
優先順位なんてなくて、どっちも大事です。どっちもおろそかにするつもりはありませんし、二兎とも追って、二兎とも得ます。



▪️編集後記
昨日は大阪の読書会へ。ランチも一緒に楽しみました。
家に帰ってからはオフ。

▪️娘日記
お腹が空いてるはずなのに、ミルクをやろうと哺乳瓶を口につけるとのけぞって抵抗します。
でもしばらく時間が経つと、グビグビ飲みます。腹減ってるやんw

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