顧問になっている税理士は変えにくい感じがしますが、別に変えてはいけないわけではありません。合わなければさくっと変えたほうがお互いのためでもあります。
税理士は変えにくい?
「税理士って何となく変更しづらい」というイメージがあるようで、よく話を聞きます。
「税理士の先生って堅くて怖い感じがするし、税理士を変えるのってけっこう難しいイメージがある・・・」と思われている方もいるようです。
当然といえば当然ですが、税理士を変更してはいけないというわけではなく、いつでも変えることはできます。
もちろん、変更する時期は考えたほうがいいですし、顧問契約書に解約の条項が定められてることも多いので、契約内容を確認しておくことも必要です。
決算の直前に交代したいと思った場合、後任の税理士が大変になるかもしれません。
決算の前から税理士は準備をしているので(必要な申告書や提出資料など)、決算直前あるいは申告期限ギリギリに交代となると、その準備がない状態で対応することになります。
理想的には、その期の確定申告が終わったタイミングぐらいがベストだとは思います。
また、契約書の中には、解約条項を定めていて、「解約する場合は●ヶ月前に通知が必要」と書かれていることがあります。
いきなり今月から解約したいと言っても出来ない可能性もあります。
合わないなら変えたほうがいい
解約の時期とか解約条項の確認が必要とはいえ、税理士が合わないと思ったら解約した方がいいでしょう。
対応が遅いとか仕事が雑とかいった目に見えてわかる不備もあると思いますが、「何となく合わない」、「価値観が違う」というのもあると思います。人間同士ですから。
嗅覚は割と正確です。
税理士は特に、会社のお金や代表者の個人情報などあらゆる情報を持っています。
実力はもちろんのこと、人間的に信頼できるかも重要です。
「解約のしやすさ」も信頼できるポイント
先日、あるサービスを解約することにしたのですが、そのサービスは解約完了までのステップが短く、解約がしやすいサービスでした。
ものによっては、解約するまでに何回もクリックが必要なものがあります。
「解約しちゃうと●●のサービスが利用できなくなりますが、本当に解約していいですか?」
「料金が安い××というプランもありますが、そっちのプランにしませんか?」
「解約する理由は何ですか?」
などといくつもハードルが出てきて、かなりイラッとすることがあります。そういうサービスは「もう二度と使わん」と思ってしまいます。
それに比べると、先日解約したサービスはクリックひとつで解約できたので、解約はしましたけど好感を持てます。また必要になったら利用しようと思っています。
この「解約のしやすさ」も、信頼を高めるポイントかと思います。
税理士によっては、解約することを嫌がる人もいます。
変にゴネてくるのも怪しいので、もし今の税理士が合わないと感じたなら、時期やタイミングを考えて解約に動いてみましょう。
▪️編集後記
昨日はオフ。午前中は「良習慣塾」のセミナー受講。自分にやりたいこと、やるべきことを見直す良い機会になっています。
午後はマンガ(ワンピース)の最新刊を読んだり読書(神聖喜劇)したり。